アルフォン少尉の館 屋根裏の手記

館主碧髪のサーダによる2005年10月下旬からの更新記録を兼ねた製作秘話

リンボウせんせー健在なり。

2010年01月26日(Tue) 09:31:24


 昨日書店ではっと気づいて手に取ったもの。うおーリンボウせんせーではないか。まだまだフツーのヒト向けの本も書いてますな。今度は経済系の本デスかーっ! ミンナサンの周りの本屋でも出たばかりで平積みになってると思うよ。
 要するに節約術の話なんだけど、1章だけ読んだら「見栄をはるな」的要旨で一般論としてはそんなに目新しいことない。わたくしも質素であるからして。だいたいアングロサクソン系のダンディズムが質実剛健を以て良しとするものなのだし。
 ただ、リンボウせんせーがなんでこんな節約のすすめを書くのか、ということが目新しかったのだ。『イギリスはおいしい』 以来もはや押しも押されぬ随筆家になったし、書誌学の大家であり、音楽関係は(シロートくさいけども)色々活動してるし、忙しい文化人であるからして。そのゆえ、もっと「贅沢」的意味で豊かな暮らしぶりかなと思っていたのだが、徹底した合理主義である。親近感持っちゃったナー。

PS: 別件デスが、お便り下さった方もしいらしたらすみません。一日1000通以上メル届くので溢れちゃって跳ね返されてしまうこともあるんだよ。1週間以内に返信届かないときは懲りずにもう一度同じもの送ってみて下サイ。
スポンサーサイト

RRROOOOKIES!

2010年01月19日(Tue) 00:35:55

 いやはや。平成の天然記念物。熱血教師。わたくしひさーしぶりに感動しましたぞ。スタッフが白夜行・セカチューTV版の石丸・平川コンビなので気になってはいたのだ。で、佐藤りゅーた。このヒトはわたくし『レミーのおいしいレストラン』 以来認識してまだやっと3か月。しかしこんな凄いヒトだったとは……熱血教師にぴったりである。
 ときどき演出まで熱血過ぎてクサイところもあるんだけど、なかなかよくできたドラマで。どん底の不良が立ち直って甲子園に行くまでに引き上がる過程が、これでもかこれでもかという受難とともに描かれている。なんでこんな目に遭うの? 頑張ってるのに、せっかく更正したのに、ひどいよひどすぎるよ、などとハラハラドキドキ。でも熱血教師カワトウ先生=佐藤りゅーたがさわやかな笑顔(と空手二段の受け身の腕)で乗り越える助けをしてくれる。ああこんな先生いいなー習いたいなとどうしても思ってしまうよ。そして、教師という職業が聖職であることを思い出させてくれる。
 かつて、大昔、わたくしも高校教師だったことがある。ほんの腰掛けのつもりで、激安のお時給で、アルバイトなのであった。熱血に何かしようとも思わないし、生徒たちを生の人間として教育しようとか共に成長していこうとか思わないし、ただもう自分の教える技術研鑽だけでいっぱいいっぱいだったし。たまたま手伝ってくれと声をかけられた学校が志のないところで、おかしな教師たちと付き合ったりやる気のない生徒に無理やり授業聞かせたりというのは苦痛だった。そして、こういうのは自分の仕事ではないと思った。
 ……今では天職についたけどね。それでも、カワトウ先生を見ていると本当の教育というものはこんな人格どうしの体当たりだったのだと、思い出さずにはいられない。sanctus聖なるかな。わたくしにはここまでできないなあ。カワトウ先生のオーラは凄いと思うよ。
 ついでに、ミンナサンが春とか夏とかに夢中になって応援している野球のことも書いとくか。今ではもう全然興味なくて素通りだけど、過去完了形の大過去、やってたんデスよーマイグラブとかまで持っててさ。ごめんグラブ。こんなど素人が持ち主では悔しかろう。ハズカシー。
 ともあれ、原作本も読んでみようかという勢いである。明日夜11時、catvのTBSチャンネルで最終回。公式サイト

ルーカス・クラナッハの飼い主

2010年01月09日(Sat) 23:29:13


 新年早々うちの密林経由でヤマト本いっぱい買って下さったお方、有難う。また貼りつけとこ。
 それはおいといて、わたくし昨日古本屋で山本容子の銅版画とCDのセットをほぼ半額でゲットーしてしまって嬉しいところ。こちらだ。
  よく見ると、発行年がもう10年以上前の1998年。道理で目にとまらなかったわけである。市場からは増刷ものは消えている。こんな時、古本屋も捨てたもんじゃないと思う。このごろはちょっと神経質がぶり返して新品しか触りたくない気分だったんだけどね。
 山本の作品がとても好きだ。しなやかでスタイリッシュで自由気まま、現代日本のシャガールとでも言うべきかな。わたくしはシャガールの絵の具べたべた感は好きではないけど、山本の透明な色遣いを以てすると俄然良くなる。先日ふと見かけた雑誌の付録に山本かきおろしのカレンダーが企画されていたので、ちょーハズカシイのを我慢して書店でこそこそ買った。なにやら50代女性向けのファッション雑誌であった。 きー。山本×江國香織の対談も載っていてそこだけは本体も役に立った。あとは古紙回収に出そっと。カレンダーだけでも\880-なら十分安いよ。

あけまして

2010年01月01日(Fri) 11:28:16


 おめでとうございました。わたくしは昨夜クラシック2009振返り番組終わってからBSフジのだめアニメばーじょんの再放送17時間に付き合おうと思ってたけど、夜中の2時頃でギブアップ。やっぱり朝型生活デスよねー。
 さて、昨年秋冬期にイタリア語講座応用編で画期的な企画があったのだが、この契機となったのが上掲の本である。わたくしは常々本来のイタリア語と音楽用語として蔓延している言葉の意味のずれを憂えていた一人だが、こういう本が出ていたのを番組聞くまで知らなかった。ついでに著者であるピアニストの関孝弘のこともゼンゼン知らなかった。ごめんなさーい。この人は知るほどに凄い人である。
 音楽業界の人は勿論、現役の音大生や単なる音楽好きの人、必ず買って下さい。辞書として使うこともできるから。読み口はとてもカジュアルだけどね。曲想の理解には、まず正しい言葉の把握から。とゆことで今年お勧めの一冊である。
 でもみんなにはこっちの方が興味あるかな。