アルフォン少尉の館 屋根裏の手記

館主碧髪のサーダによる2005年10月下旬からの更新記録を兼ねた製作秘話

スポンサーサイト

--年--月--日(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ゲゲゲなこの夏

2010年09月01日(Wed) 22:28:22


 いやはや。わたくしとしたことが朝の連続にはまってしまうとは……『ちりとてちん』以来である。でも、今回はそれ以上。実によく練られた15分ドラマで、毎回目が離せない。お陰で(自分的比較的)早起きになったよ。始まるまでには目が覚めて寺みたいに簡単な掃除とか済ませてしまうし。
 最も共感を呼ぶのは、やはり生きながら伝説・水木しげるの表現者としての姿勢である。わたくしは何度も書いたようにかつて小説家を本気で目指したあほーな時期があったわけだが、まことに、一筋縄の覚悟では行かない世界である。それが自由業。生み出し「続ける」バイタリティーこそが尊いのだ。単発で終わってはいけない。それがプロ。……結局、走り始める前に疲れてやめてしまった。

 水木は確かに努力家だが、すごく運のいいヒトでもある。何しろ左腕を失いながら九死に一生を得てラバウルから帰って来たという極めつけ。水木の居た隊は玉砕だという。

 帰ってきて日常の暮らしに戻ったとはいえ、今度は極貧との戦いだった。それでも、運よくその数年を耐えて良き編集者たちと出会うという幸運を持っていた。

 今年米寿。わたくしはその作品を読んだことが無かったけれど(怖そうだから)、実話の方には親しみと尊敬を感じる。少年時代の自伝、銀河テレビ小説の『のんのんばあとオレ』も大好きで、島根地方の大自然に見惚れつつ楽しみに見ていた。

 こたびの女房側からの視点はまことに斬新で、とうとう本を(楽天市場の点数で全額賄ったのだが!)買ってしまった。文章は素人の家庭婦人の書いたものであるからところどころおかしいけど、作家を支える者の手になるドキュメンタリーとしては貴重な一次資料だと思う。

 あーあと少しで終わってしまうのが残念だなあ…
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。