アルフォン少尉の館 屋根裏の手記

館主碧髪のサーダによる2005年10月下旬からの更新記録を兼ねた製作秘話

盛り下がる最終回@TV放送

2013年09月30日(Mon) 01:20:49


 正直、サプライズではあったが、予測どおりでもあった。11話で白色彗星帝国軍が出てきた時に続編を確信、スターシアが下腹を押さえた時に尚更確信、でも2199というからにはまだ続編発表ではないということだね。

 本日、ニコ生にぶっちーさんが出演され、リアルタイムに胸の内をきけたことは大変良かったと思っている。特に歌について、テレビ放映のためのオトナの事情が相当キビシイらしいことを感じさせるもので同情した……が! 引きに「明日への希望」をかけられなかったのは一生の不覚ではないのかね。ドメル散るの回でも然り。クズな最終回がゲスの極みへと。あの夏の日の怒りが蘇る。愛ゆえに…。こうして全国放送で恥ずかしい最終回が晒されることになって折角得られたファンに2199シリーズ全体を見限られてしまうのが惜しい。ま、ヒトゴトではあるのだが…最後の最後で詰めを誤るとは戦場では死を意味するのだと、名将ドメルが身をもって教えてくれたこと。

 DVD/BDではカットされた分と駄目な絵とがかきなおし補完されてのリリースとのことだし、今後ディレクターズカットの全巻ボックスも期待できそうな発言あったので、できるだけ多くの人に本来ぶっちーさんがやりたかった形を伝えられるといいね。


 何度見ても、どんなに好意的に見ようとしても駄作になり下がった2199だった。009-RE:CYBORGの終わり方、ビッグ・オーセカンドシーズンの終わり方、エヴァンゲリオン初回放送時の終わり方……まとめ切れなかった作品はあるんだよね…大きい作品ほど。「僕は悲しい。それが悔しい。」(by古代@神よ、ガミラスのために泣け!!)

 これから年内いっぱいはニコ生が情報発信の場になりそうだ。まだ言えないことなど、これまで数々の放送事故でぽろっとコスプレねーちゃんたちが言ってしまうことあり。駄作でも見捨てない。ファンの務めだ。ぶっちーさん頑張れ。
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2199サウンドトラックCD三巻勝手にライナーノート

2013年09月25日(Wed) 18:17:31


注: Nはアキラ先生が新作した・新アレンジを加えた曲「Nナンバー」の印

総評★★★★☆というところ。宮川父は初期の作風と、『さらば』の作風で既に決定的な違いを見せているし、更に子息アキラさんの作風も違うので異種格闘技になっているきらいがある。

01夕日に眠るヤマト(短い)
この曲は、実はあまり好きではない。というのも、忌まわしい・無かったことにしたい・劣悪な『ヤマト2』テレビシリーズで厭というほど薄い音の重なり版で聴かされたトラウマがあって、たとえ良いオーケストラ編成であってももう聴きたくないのである。すまんな。


02ヤマト乗組員の行進
オリジナル3話の行進場面が真っ先に浮かんでくる。或いは、オリジナル16話以降冒頭の「宇宙の狼ドメル将軍」紹介ダイジェスト。航路図。


03哀しみのBG(真っ赤なスカーフ)
やはりオリジナル26話で死せる森雪に語りかけながら歩む古代の姿が浮かんでくる。ビブラートするオルガンの使い方はアキラさんによれば70年代風なのだろう。

04太陽のサスペンス
これは今シリーズでは使われなかったのでは? 勿体ない。オリジナル14話Bパート冒頭の古代の悪夢。

05ワープ
主旋律ミラ#ソソ#ファソ#ファ#レ#レミー入り。野蛮人のイメージ。オリジナル16話ビーメラ星の反乱で睨みあう緊迫した場面。

06ワープ(Bタイプ)
主旋律なしの不思議空間不安感がよく出ているもの。むしろ旋律が入らないことによってとらえどころの無い不安が掻き立てられる。

07さわやかに降る星
これは宮川父が名づけたタイトルなのだろうか? オリジナル14話で海峡を抜けられることが分かった時と16話でビーメラ女王が登場した時の。今回使われなかった気がする。勿体ない。

08ヤマト乗組員の行進(短い)
未使用?

09絶体絶命(短い)
オリジナル9話でガンツがアステロイドシップ計画実行中のヤマトを発見するシーンなど。緊迫感。冒頭ヴァイオリントリルが無い。

10ヤマト大エンディング
青空に映える地球防衛軍の建物的。

11大エンディング(弦)
イスカンダル的。

12大エンディング(弦なし)
イスカンダル的。ホーンがさわやか。

13サスペンス風エンディング
オリジナル18話怪物に絡めとられる古代と真田的。

14無限に広がる大宇宙(弦なし)
一巻に収録されているのとは微妙に違う。アキラさんによれば70年代プログレッシブロック。そう言われれば確かにエレクトリックベース、エレクトリックギター、8ビートのドラムスが効いている。ピアノとハープがあまり目立たない。

15無限に広がる大宇宙(コーラスのみ)
9話オルタ絶命の瞬間。21話宇宙葬。これは大変効果的で、本来「宇宙のお葬式」(宮川父言)として作曲された鎮魂歌に相応しい使われ方である。ただ、放送中から残念に思っていた通り、YUKKAの歌い方はこぶしをきかせていて透明感に欠け暑苦しい。待ちのタイミングもところどころ逸していて、速過ぎるのが惜しい。

16空母の整列
70年代プログレッシブロックの影響とのことだが(アキラさん言@音楽式典など)、絵的にはオリジナルで岩塊がヤマトに向かって飛んでくるのが思い浮かぶ。

17デスラー襲撃
『さらば』のあれであるが、オリジナル「交響組曲さらば」では最後の方ハープのレーーーラーーーのくだり、一か所だけテンポが狂って速くなっているところがある。今回勿論新録で解決。コントラバスがごりごり低音を響かせるのもいい。


18孤高のデスラーN
孤高というより、スターシアへの想い。ロマンチストで、そのゆえにエゴイスト。ヤマトIIIに「デスラーズパレス」という曲があるが、あの中間部に似た旋律がある。スターシアへの想いとしてそこから(ヒントに?)取ったのであろう。


19帝都防衛戦(「ヤマト渦中へ」バリエーション)N
最初の一撃は良い、のだが、その後が「ぶんちゃか」ヤマトの盛大なバージョンで、これが最高という感性は凡庸と言わざるを得ない。ラヴェルの『ボレロ』がいいと言っているレベルで、一般受けする曲。ヤーマートーに当たるところが三拍子風に詰まっているが、そこはなかなか良いアイディアと思う。戦争の取るものも取りあえずしっちゃかめっちゃかな感じが出る。
そもそも「渦中へ」は『永遠に』で新作された宮川父の「未知なる宇宙空間を進むヤマト」バリエーションである。戦争戦闘の表現としてはアリだが「艦隊集結」のような名曲アレンジとは言い難い。


20第2バレラスN
荘厳にして決定打、超巨大質量の表現。怪物的。633工区が落下してくるオリジナルのバラン星のような様子が目に見えるよう。『完結篇』ウルクの重量感も思い出させる。

21崩れゆく総統府~希望N
無限に広がる大宇宙のバリエーション。宇宙の神秘→決定的勝利、明日への希望。ヤマトの波動砲によって守られたガミラス、ヒルデを抱きかかえるヒスと臣民たちが見える。
終わり方は『さらば』で白色彗星都市帝国を破った時のぬか喜びにも通じる。

22虚空の邂逅N
23話。崩壊したあとの虚無的な気分。虚空に放り出される雪。そして雪を救ったノラン・オシェット伍長の淡い想いも含む。伍長を悼む雪。後半8ビート入り。最後に長調に転調し、イスカンダルという希望を眼前一杯に見せる。最後に僅かながら「美しい大海を渡る=イスカンダル」の旋律が入って盛り上げて終わる。

23虚空の邂逅(短い)N
静かに始まる。やはり最後に僅かながら「美しい大海を渡る=イスカンダル」の旋律が入っている。

24翡水晶N
「虚空の邂逅」バリエーション。インターネット上で曲名を取得すると碧の字が出て来る。ピアノソロ。あとからオーケストラのサポート。イスカンダルでつかの間の安らぎ。地球にもいつかこんな花が咲くんだろうか、という余りにも絶望的な環境を想起した雪の小さな疑問。それほどの花の美しさ。オリジナル「交響組曲」中「スターシャ」に似せた終わり方。

25ショッキングなスカーフ
オリジナル26話雪の絶命。オリジナル25話では永訣を決意したスターシアと守がイスカンダルに残る決意をした場面でもあった。

26哀しみのヤマト(オーボエのみ)
オリジナル14話「海峡は本当にあるんだろうか」「何ですって?」のくだり。哀しいとは言っても、我慢比べの辛さ。

27大いなる愛(導く魂)
『ヤマト2』で散々使われた甘さを含んだ回想。迷い、苦しみののちに訪れる救済。彷徨う守の魂が弟を絶望から救う。

28イスカンダルの過去N
「虚空の邂逅」バリエーション。フルートのフィーチャー。ヤマトIIIシャルバート星の歴史を踏襲。

29哀しみ(沖田の死)
オリジナル「交響組曲」中、「回想」。「地球か……何もかもみな懐かしい……」。ノスタルジー。涙なしには聴けない曲。
ついでに、おーいささき大王@発進式2012、この場面はこの曲であって「真赤なスカーフ」じゃないよー。

30地球の緑の丘(旅立ち~明日への希望)N
とうとう地球に帰って来たヤマト。大団円。そして、いのちの恢復。祈りの鐘。明日への希望。コーラスが宗教的。
ただし、最後の無限に広がる大宇宙の旋律バリエーションコーラスへのつなぎは唐突で、音楽的には不自然。本来交響組曲でも一度フェードアウトしているので、ここのつなぎは尺との関係で難しかったのだろうと思うが、音楽を聴かせるCDならもう少し解決したバージョンが収録されていても良かった。

31R.I.P.~友よ静かに眠れ~(Short Size)
20話七色星団決戦の終焉、21話冒頭宇宙葬に相応しい曲で、それ以外の汎用性は無いように思われる。

32宇宙戦艦ヤマト(TVOP Short Size)
呆れ果てる。実はこれがかかっている放送時、音消ししてタイトルバックだけ見ていた。もはや何も言うまい……と一度は思ったが、やっぱり書いておこう。前奏があるバージョン。女いらない。入れるならスキャットが欲しい。女声の合唱にこぶしをきかせている勘違いな歌手がいてげんなりする。文化祭の打ち上げ的素人合唱にしか聞こえん。一体、これらの歌手のうちどのくらいヤマト魂を解って歌っている者が居るのだろうか。ビッグネームは連なっているようだが、声が埋もれて判別できない。水木一郎だけのヤマトとかなら聴いてみたい。ハーロック風になるのだろうか。最後はレコードの終わり風。

33宇宙戦艦ヤマト(TVOP Short fade-out Ver.)
僅かにスキャットが入ってる? やはりこのフェードアウトアレンジの方が物語がこれから始まる感があってテレビ主題歌には良い。

追記 曲名印刷が違っていたらしい。ランティスのサイトに行くと見られるの?

25話テレビ版補填

2013年09月23日(Mon) 10:59:02


 何と言っても、藪!! オールドファンがみんな心配していたことだ。台場に集まったヲヤヂたちからもどよめきが。

ニコどう

2013年09月15日(Sun) 09:36:54

 毎週本編を見ながら
こんなところ
にもイマス。

 最初の頃はおねーちゃんたちがあまりにもヤマトを知らないのでくさっていたが、まんざら頭カラッポというわけでもないのがわかってきて、この期に及んで癒されることもあり。殊に岬コスプレのことが多いトージョーちゃんは良い子だ。ドメル将軍戦死の回、ノラン・オシェット伍長戦死の回、リアルタイムに視聴しながら思わず泣く。何も知らずに初見で見るからこそ彼女たちの反応が古い者にとって面白い、ということを狙っていたのだね。


 さて、今日のスターシア×守×新見でトージョーちゃんが泣くところはあるだろうか。次回は「ええーっ!!」となって幕切れになること必至。公開ライブ最終回に備えてウォータープルーフマスカラをどうぞ。


 ps お言葉下さっているYさまOさまKさま有難うございます。ログインした時に気づくので、遅くなりまして。

第26話

2013年09月14日(Sat) 03:45:22

シリーズ全体についての失望はこちら。→2199シリーズの終焉
あとは細かいことを補足する。

第25話

2013年09月11日(Wed) 23:26:12

 この辺までは良かったんだけどねぃ。

第24話

2013年09月09日(Mon) 22:32:06

 テレビ放送までまだ間があるので、一応隠しておく。

第23話

2013年09月07日(Sat) 21:08:28

 昨日上映終了したので、(以下続きへ)

2199シリーズの終焉

2013年09月03日(Tue) 00:51:49

 さて、いきなり問題の最終話だが、なぜこんなにも腹が立ってニヒリズムに陥ったのか、先に整理しておきたい。これは一話分としての感想ではなく、シリーズ全体の締めについてである。一エピソードとしての細かいことは後日。