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アルフォン少尉の館 屋根裏の手記

館主碧髪のサーダによる2005年10月下旬からの更新記録を兼ねた製作秘話

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ラストサムライ萌えつづき

2017年06月10日(Sat) 16:34:01


 というわけでまだ毎日数回タブレットやらノートやらで再生である。ほぼBGM状態。台詞覚えちゃった。『ヤマトよ永遠に』以来かもねー。(笑)
 以下、多少のねたばれあり。




 最初の戦いが終わって「この者を運べ」という勝元=渡辺のセリフを聞いた時、はるか37年前を思い出した。『永遠に』のソノラマ版小説で、雪がターミナルで失神しているところに初めて現れるアルフォン少尉のセリフに似たようなのがあるのである。アルフォン党員としては自分で姫抱きして欲しいところだが、部下の兵士たちに向かって「運べ」という。そのあと、兵士の背中に負われてアルフォン邸に運ばれる。なんかそんなの絵にならねー。むしろそこがリアルにアニメにならなくてよかった。ただ、昔のいくさもの作品では捕虜はそういうことになるのがフツーなのかな。小説化してくれたゴーストライターのヒトはその辺を踏まえていたのかと今更に思う。


 勝元の息子の村に捕虜として連れて来られ、オルグレン大尉=クルーズは勝元の妹たか=小雪に手当てを受け、身の周りの世話をしてもらう。やがて酷い傷も癒え、村なかをぶらぶらと見て回るようになる。まあ、ここからが永遠にのスパイ活動な雪とは全然違うところではあるが、侍としてのニホンジンの精神の在り方に触れ、戸惑いと感銘を受けて馴染んでゆく。そもそもネイティヴアメリカンの部族を無意味に虐殺してきた自国の在り方に嫌気が差していたところであるから、一本筋の通った武士道はいっそう魅力的だったのであろう。
 わたくし自身、この村の静かな日常の様子を見せられて、書道や茶道は近しいとしても、俄然武道を(エッ!)やってみたくなった。礼のこころ、潔さ、ニホンジンが普通に持っていて当たり前だったそんなものを、ともすると忘れてしまい、この頃だらしない生徒たちにのらりくらりとすることがあるから。本当にやるとしたら剣道ではなく空手だけど。
 そういえば大学のキャンパスに居た頃、多くの欧米系外国人留学生が空手や柔道の道着を来て歩いていたのを見たな。彼らも単なる格闘技としてだけではなく、武士道の精神に興味を持っていたのかな。

 さて、捕虜生活中、恩人たかの夫を殺めたのが実は自分であったと知り、オルグレン大尉はまたも猛烈な呵責を覚える。その気持ちの昂ぶりから? いや、単なるナース萌えから?(爆)いつしか淡い恋慕に。たかの方もオルグレンを仇と知れども、次第に生真面目に学ぶ様子や(やっぱり?)見てくれから、惹かれていったらしく「この村から出て行ってもらって下さい。もう耐えられません。」などと兄勝元に訴える。。。が、これは倫理道徳に照らしたたかの理性の声であり、仇に恋し始める自分に恐怖したからであろうかと。

 でもね。3か所ほど日本製時代ものではありえない濡れ場がございますな。
1 石清水での、たかの水浴び場面。付き人ボブが居るんだからそこへなど行かせない筈。
2 決戦前、たかのお着換えちら見えちゃった場面。
3 亡き夫の鎧の下着をオルグレンに着せた後、静かなセップンに至る場面。
 まあねえ。ちょっとえろいところはわりと最近まで日本で混浴がフツーだった経緯があるからなくもないケド……たかは度々オルグレンの瞳を長々と直視しているが、江戸までのニホン文化ではムリムリ。あり得ないと思う。そこがハリウッド映画ですな。



 敵と捕虜で異性という関係、アルフォン少尉と雪の関係にちょっと似ていた。可愛そうだけどアルフォンの思いは報われず、オルグレンとたかは結局相思相愛、全てが終わった後生き延びたオルグレンは村へ(たぶん)帰化し、たかと再会する。初めて穏やかな微笑みをたたえて。兄勝元が死に、すでにその息子も亡く、この村はいずれたかの小さな長男飛源が治めることになるのだろう。尤も維新で藩主ではなくなるけれど。成人するまで氏尾=真田と(あっ! 氏尾はもう死んでいたっけ:後記)オルグレンが村を牽引してゆくことだろう。そうすればなにがしかのハッピーエンドということになるのかな。

 こんなものを買っちゃったよ(笑)エーゴのブラッシュアップになるからいいや、などと自己を納得させる。こうしてアマゾンを肥えさせるわけね。ま、プライムビデオ見放題というのはこういう効果を狙ってのことなんだろうね。ex_machinaに続きみごとに二回も罠にはまったけど、自分の人生が豊かになったと確かに感じるのだから、安いものだ。


 こちらは昨日の夜中に一気に見た映画。コワーイ!! けど、トム・クルーズが悪役も見事に演じきれると証明した問題作だ。アメリカの日常に潜むサスペンスをフィーチャーしたスリラーだった。素晴らしい。けど、何回もは怖くて見られない。
 クルーズ祭りまだまだ続く。

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