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アルフォン少尉の館 屋根裏の手記

館主碧髪のサーダによる2005年10月下旬からの更新記録を兼ねた製作秘話

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銀河辺境の狼二頭

2013年01月16日(Wed) 21:52:05


 公開から5日目、こたびは心穏やかに見られた。
 巨大ポスターが今回は目立たないところに移ってしまったが、どうなってるの? 流行ってるはずなんじゃ? ドメルと美しい妻の立ち姿こそ、あのエントランスで見たかったのに…
 以下、とりとめもなく気づいたことどもを書きちらすことになるので、隠しておくよ。むー、14話からはなるほど意見とか好き嫌いが分かれそうだな。

続き


[11]
 そーなんですよ。白色彗星ニューディスコアレンジ。これはコアなヤマトミュージックファンとしては大変嬉しいことだったのだ。しかし彗星帝国をここで出すということは、「さらば」の世界観も飲みこんでやっているということで、今後出てくるのか?
 音楽式典で見た時気づかないことがあった。大風呂につかりながら山本と雪が「特別な感情」についてのやり取りをしていたが、ひょっとしてアキラは「あのひと」を指す人物として、一瞬古代と理解していたかも知れない文脈も成り立つ! そうするとオンナの嫉妬が出て来そうでややこしくなってやだな。幸いにして回避できたけど。アキラは相当のブラコンで、古代と明夫を重ねて恋しているのかも。
 アキラはすっきりしたと言って営倉に入ったけど、メルダお嬢様に腕で負けて、しかも助けられたから? そんなことくらいですっきりできるんだろうか。よくわからん。
 お話的には10話と2話ペアで完結。


[12]
 島くんが八つ当たり的に古代と衝突、いくら開戦の火蓋を切ったのが地球側と知れたからと言って、なんで古代にあたるんじゃー。罰当番をここでやらせたいがためのこじつけのような気が。しかし、印鑑ラリー表を首からぶら下げてるのとか、20世紀末でさえ使わなくなった型のモップで波動砲発射口掃除してるのには笑えた。レトロスペクティブが反って新鮮だのう。後半、アキラと島の組み合わせというのも新鮮。
 そして、いよいよガミラスのディテールが明らかに。パートIのヤマト世界で沖田さえ凌駕する最も強い人物・ドメルの人となりをしなやかに描いてくれた。予告編に出てきた美しい女は婚約者とか恋人とか妻とか、そういう関係の女だろうとは思っていたが、荒涼とした土地でそっと指先をからませるのなんて、これはもう、フランス映画ですな。実際は妻で、二人の間には死んだ息子が居て、命日だったらしいのだが、そのへんはプログラムにかいてあったから分かったこともあり、どこまで映画本編で伝えていたのか今となっては定かでない。ただ、あの雰囲気は本物だった。ドメルらしい、と感じ入った。


[13]
 ガルマンウルフとは言わなかったようだが? とうとうフラーケン登場。ヤマトIIIのモチーフをここに持ってきましたな。でも、ドメルと格別深い関わりは見せなかった。根っからの戦争屋で、指揮下に居る面々はドイツ軍のUボート乗組員風の描写。沖田がたおれ、パートIバラノドンあたりのエピソードをも集めているけれど、古代と沖田が衝突するという構図はもはや見られない。古代の影が薄いのである。その分、他の乗組員たちの群像劇としてサブキャラクターに力が入っているような。
 あと、意外なことがわかってしまったね…新見は古代守の彼女だったのか何か? エンケラドスで捕獲したガミロイドを分析していた時、真田のことを「先生」と呼んでいたので、大学のすごく若い先生と生徒の関係か、ひょっとして家庭教師と生徒だったのか(笑)そんな二人の関係しか思いつかなかったけれど、まさか守をめぐって新見が絡んでいたとはね。
 榎本は当初からちょっと古野間ぽくて個人的に魅力を感じるキャラクターではあった。今回、中活躍。好感度さらに倍増。声がしんちゃんのお父さんだし笑。


[14]
 フラーケン部隊とっとといなくなる。そして、魔女の暗躍。こんな心理攻撃ができるなら、なぜとっととやらなかったんだ? とまあ、この話だけはヤマトから浮いていた。90年代のエヴァンゲリオンだよ。古代の顔の歪み方とか、シンジそのもの。話自体は同人作品的に面白いのだが、いかんせんこれをオフィシャルの本道に配置するのって、どうなの?
 そして、謎は謎を呼ぶ。雪は交通事故だか爆弾テロリズムだかに巻き込まれて負傷したらしい。そして記憶障害に。じゃ、ユリーシャ・イスカンダルではなかったのか? それでまた、霊感体質の岬が霊媒みたいになって訳わからんことを言い始める。お姉さまが来た、だの、なにそれ、ユリーシャが百合亜だったってことかいな? 全然にあわねー。
 勝手な妄想だけど、やはり雪=ユリーシャ、岬は自動航法室に時折様子を見に宿るスターシアと、雪=ユリーシャの無意識領域の両方を、霊媒として引き受けてしまうことがあるのでは。
 大団円で、とうとう雪は古代を大切な人として公言してしまう。この時から二人の関係が始まるのだ。このことだけはいいんだけど…ファンタムのエピソード基盤をサイコスリラーに振ってしまったのはいただけないなあ。なんとも不快な、消化不良なものが残ってしまった。使い捨てられたセレステラの妹もちと可哀そうだしね。この種族は「ジュラ」編がヒントになっているのだろう。松本御大は黙っているのだろうか。別にわたくしが松本の肩を持つ立場では全く無いのだが、ものごとの公正な在り方として腑に落ちないものを感じるのだ。


 というわけで、ドメルの周辺は凄くうまいのに、それ以外がダメダメだった第四章であった。これから横道にそれる時が心配になってきた。
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